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みなさん、こんにちは。
先日お伝えした『勝利の女神:NIKKE』のPC版ランチャーに関するセキュリティ問題。
PCランチャーのスクリプトファイルが第三者によって改ざんされた可能性があるという、気になる発表でした。
そして11月5日、運営から新たなお知らせがありました。
公式PCクライアントに、不正プログラムを検査・削除する機能が実装されたとのことです。
さらに、ランチャーを使わずに手動で確認する方法や、対象PCで使用したアカウントのパスワード変更など、具体的な対応も案内されています。
「自分のPCは大丈夫なの?」
「何を確認すればいいの?」
そんな疑問を持っている指揮官も多いと思います。
今回は公式のお知らせをもとに、対象となるプレイヤーや確認方法、ゲーム外で行っておきたい対策を整理しました。
※本記事は2026年11月5日時点の公式発表をもとにしています。今後、追加の案内が出る可能性があります。
🚨 まず確認!今回のセキュリティ問題の対象者は?
今回、公式が確認を呼びかけているのは、2026年9月27日15時41分以降にWindows版PCランチャーを一度でも起動したプレイヤーです。
PC版で遊んでいる方は、まず自分が対象に当てはまるか確認しておきましょう。
一方、今回の問題はPCランチャーに関するものです。
スマートフォン版のみでプレイしている方は、今回のPCランチャーに関する確認は不要と案内されています。
なお、対象期間にPCランチャーを起動した人全員が不正プログラムに感染したという意味ではありません。
公式発表によると、不正プログラムの配布が始まったのは10月30日3時52分です。
対象期間に起動したことがある方は、感染の有無を決めつけず、案内されている確認を行っておきましょう。
🛡️ 公式PCクライアントに検査・削除機能が実装
今回の発表で、まず確認しておきたいのがこちら。
公式PCクライアントに搭載されているセキュリティ機能「ACE」を通じて、不正プログラムを検査・削除する機能が実装されました。
機能は2026年11月5日8時に提供開始されました。
公式の検査機能を利用する方法
基本的な流れは以下のとおりです。
- Google Chromeなど、起動中のブラウザーをすべて終了する
- 公式PCクライアントを起動する
- 不正プログラムが検出された場合は、表示されるポップアップの案内を確認する
- 削除の確認が表示された場合は、内容を確認したうえで対応する
不正プログラムが検出された場合、関連するログやDLLファイル、レジストリ情報などを削除するか確認するポップアップが表示されます。
案内に従って同意すると、関連データが削除される仕組みです。
一方、検出されなかった場合はポップアップが表示されず、そのままゲームが起動するとのこと。
ただし、ポップアップが表示されなかったからといって、あらゆるセキュリティ上のリスクが完全になくなったと判断するのは避けましょう。
公式も、別途ウイルス対策ソフトによるスキャンなどを案内しています。
まずは公式の検査機能を利用し、その後も必要な確認を行うことが大切です。
🔍 ランチャーを使わない手動確認方法も案内
すでにPCランチャーをアンインストールしている場合や、ランチャーを使わずに確認したい場合に向けて、公式から手動確認の方法も公開されています。
目印となるのは、前回の記事でも触れた次の文字列です。
k2f_chan registered
ただし、手動確認にはレジストリやファイルの操作が含まれます。
操作に慣れていない方は、無理に自己判断で削除を進めないでください。
以下は公式案内に記載された手順の概要です。実際に作業する場合は、必ず公式ページの最新の説明も確認してください。
手動確認を行う前の準備
公式案内では、まず次の準備が求められています。
- PCのネットワーク接続を切断する
- NIKKEのゲームとランチャーを完全に終了する
- Google Chromeを完全に終了する
- 画面右下のシステムトレイにNIKKEのアイコンが残っていないか確認する
- 作業が終わるまでランチャーを再起動しない
① ログファイルを確認する
デスクトップにあるNIKKEのアイコンを右クリックし、[ファイルの場所を開く]からインストール先フォルダーを開きます。
その中にある次のファイルを確認します。
Launcher\intl_service\debug.log
メモ帳で開き、Ctrl+Fキーを押して、次の文字列を検索します。
k2f_chan registered
この文字列が見つかった場合、PC上で不正プログラムが実行された可能性があるとされています。
その場合は、公式が案内している削除手順を確認する必要があります。
② 不正なレジストリ項目を確認する
公式案内では、次の場所にある特定のレジストリ項目を削除する手順が示されています。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID
対象となる項目は以下です。
{E77CC89B-7401-4C04-8CED-149DB35ADD04}
同じ名前の項目が別の場所にも存在するため、公式は指定された場所の項目だけを削除するよう注意を呼びかけています。
レジストリはWindowsの重要な設定情報です。
場所や項目を間違えて削除すると、別の問題につながる可能性があります。自信がない場合は、ここで作業を止めてください。
③ PCを再起動する
公式手順では、レジストリ項目の削除後にPCを再起動する流れになっています。
④ Chrome関連のDLLファイルを確認する
次に、Windowsキー+Rキーを押し、以下を入力します。
%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data\
開いた場所にある「PlatformExperienceHelper」フォルダーを確認します。
その中に、64文字の16進数で構成された名前のサブフォルダーがあり、さらにその中に次のファイルが存在する場合が対象です。
platform_experience_helper.dll
公式案内では、この条件に該当するサブフォルダーを削除するよう説明されています。
ここで特に注意したいのは、「PlatformExperienceHelper」フォルダー全体を削除しないこと。
正常なChrome関連ファイルが含まれている場合があるため、指定された条件に一致するものだけを対象にします。
⑤ 不正なダウンロードファイルを確認する
NIKKEのインストール先フォルダーにある、次の場所を確認します。
Launcher\log\tinyget
公式案内では、次のような名前で、サイズが205,135バイトのファイルが削除対象として示されています。
tinyget.<日付>-<時刻>.log
ファイル名だけで判断せず、公式が指定している条件をよく確認してください。
⑥ ローカルキャッシュを削除する
最後に、Windowsキー+Rキーを押して、次の場所を開きます。
%APPDATA%\nikke_launcher
その中にある「tbs_cache」フォルダーを削除する手順が案内されています。
以上が、公式発表に記載された手動確認・削除手順の概要です。
繰り返しになりますが、ファイルやレジストリの操作に不安がある場合は、無理に進めないようにしましょう。
詳しい手順は公式ページをご確認ください。
▶ 公式:PCランチャーのセキュリティに関する手動確認方法のご案内
🔐 ログが見つからなくても、ウイルススキャンを実施
手動確認で「k2f_chan registered」が見つからなかった場合でも、セキュリティ上のリスクを完全には排除できないと公式は説明しています。
そのため、Windowsセキュリティなどのウイルス対策ソフトを最新の状態に更新し、次のスキャンを実施するよう案内しています。
- ウイルス対策ソフトによるフルスキャン
- Microsoft Defenderのオフラインスキャン
ログに該当する文字列がなかったからといって、それだけで安全と判断しないことが大切です。
また、今回の問題に限らず、普段からWindowsやセキュリティソフトを最新の状態にしておくことも忘れずに。
🔑 対象PCで使用したアカウントのパスワードも変更しよう
今回の対応は、不正プログラムの検査・削除だけではありません。
公式は、対象となるPCで使用したことのあるアカウントについて、パスワードの変更も呼びかけています。
例えば、次のようなアカウントです。
- メールアカウント
- ゲーム関連アカウント
- ショッピングサイト
- SNSなどの各種サービス
同じパスワードを複数のサービスで使い回している場合は、特に注意が必要です。
また、APIキーやアクセストークンを使用・保存していた場合は、既存のものを無効化し、新しく発行することも案内されています。
パスワード変更やキーの再発行は、問題の影響を受けていない別の端末、またはセキュリティ確認を終えたPCから行うことが推奨されています。
不安がある場合は、まず安全な端末を確保してから対応しましょう。
📅 今回の問題はいつから?公式が公表した経緯
今回の発表では、問題が発生した経緯についても説明されています。
公式のお知らせによると、ゲームサービスの一部で利用していた「insightjs.com」というドメインが第三者に乗っ取られたことが発端でした。
その後、PCランチャーがダウンロードするスクリプトファイルが改ざんされ、不正なコードが挿入されたとのことです。
主な経緯を整理すると、次のようになります。
- 9月27日10時59分: ゲームサービスの一部で利用していた「insightjs.com」ドメインが第三者に乗っ取られる
- 9月27日15時41分~15時42分: 公式CDNのスクリプトファイル4件が改ざんされる
- 10月30日3時52分: 不正プログラムの配布が始まる
- 11月4日0時頃: スクリプトファイルの異常を確認し、調査と対応を開始
- 11月4日2時04分~2時23分: 不正なスクリプトファイル3件を差し替え、追加配布を遮断
- 11月4日12時09分: 残る1件に関連するCDNキャッシュの更新を完了
運営は現在も被害範囲の調査を続けているとのことです。
また、再発防止策として、PCランチャーや関連システムの監視体制強化、外部リソースの完全性を検証する仕組みの構築、各機能の権限を必要最小限にする見直しなどを挙げています。
📝 私自身のPCでも確認を進めています
前回の記事では、私自身が使用しているPCについても確認した結果を紹介しました。
ただ、すべての項目を確認できたわけではありません。
特にミニPCでは、ログファイルの容量が非常に大きく、通常のメモ帳では開くことができませんでした。
そのため、ログの中に該当する文字列があるかどうかは確認できていません。
今回、公式から検査・削除機能や手動確認の方法が公開されたので、私も引き続き確認していきたいと思います。
大切なのは、確認できていないことを「問題なし」と決めつけないことだと思っています。
今回の件で不安を感じている指揮官も多いと思いますが、焦らず、公式の案内に沿って一つずつ対応していきましょう。
📢 まとめ:PC版を利用している方は、公式の案内を確認しよう
今回の発表で、NIKKEのPC版ランチャーに関するセキュリティ対応が具体的に進みました。
最後に、今回のポイントを整理します。
- 9月27日15時41分以降にWindows版PCランチャーを起動した人は確認対象
- 公式PCクライアントに不正プログラムの検査・削除機能が実装された
- ランチャーを使わない手動確認方法も公開された
- ログに該当する文字列がなくても、ウイルススキャンを実施する
- 対象PCで使用したアカウントのパスワード変更も行う
- APIキーやアクセストークンを使用・保存していた場合は再発行を検討する
今回の問題は、ゲームを楽しんでいるプレイヤーにとって決して他人事ではありません。
ただ、必要以上に不安になるのではなく、まずは公式が案内している対応を確認することが大切です。
アカウントの異常や金銭的な被害が発生した場合は、ゲーム内カスタマーサポートへの相談も案内されています。
今後も公式から新しい情報が発表された場合は、別記事にまとめていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考記事:
PCランチャーのセキュリティに関する手動確認方法のご案内(NIKKE公式)
PCランチャーのセキュリティインシデントおよび今後の対応について(NIKKE公式)
前回分の『勝利の女神:NIKKE』のPC版ランチャーで、ファイルが改ざんされた可能性やマルウェアに関する報告の記事です。
最新情報が出ましたが、備忘録として残しておきます。
【NIKKE】PC版ランチャーのセキュリティ問題とは?k2f_chanの報告とプレイヤーが確認したいこと
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