弐瓶勉が描く、かつてないダークファンタジー🛡️最新作『タワーダンジョン』の圧倒的な没入感に酔いしれる

弐瓶勉『タワーダンジョン』第1巻表紙。農夫の青年ユーヴァが甲冑に身を包み、盾を構える姿。
なぜか何度も読み返してしまう、クセになる面白さ。

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弐瓶勉先生の新境地が楽しみな件

みなさん、弐瓶勉先生の最新作『タワーダンジョン』、もうチェックしましたか?

「弐瓶先生といえばSFでしょ?」と思っている方にこそ、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

特に『ウィザードリィ』のようなダンジョン探索型RPGが好きな方は、間違いなくドハマりすると思いますよ。

今回は、そんな『タワーダンジョン』の抗えない魅力について語っていきます。

※この記事は一部ネタバレを含みます。新鮮な気持ちで楽しみたい方は、ぜひ本編を読んでから戻ってきてくださいね!

軽いネタバレならいいよーという方は、このままお付き合いいただけると嬉しいです。

「まずは無料でどんな雰囲気か確かめてみたい」という方は、月刊少年シリウスの公式サイトから物語の冒頭が無料公開されていますよ。

物語の始まりをぜひチェックしてみてくださいね。

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タワーダンジョン 第1話「餌撒き名人ユーヴァ」から~ (※コミックDAYSに飛びます)

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まずは試し読みか1巻で、物語のワクワク感を感じてみてください。

シンプルなのに「先が読めない」高揚感

では少し、ストーリーのおさらいから。

物語は、平和な王国に突如として「災厄」が舞い降りるシーンから始まります。

邪悪な魔術師が国王の命を奪い、さらに国の象徴である一姫をさらって、天から現れた巨大な塔「竜の塔」へと逃げ込んでしまったのです。

姫を救い出すため、王国の「近衛戦団」が塔に挑みますが、そこは想像を絶する魔物たちがうごめく危険地帯。

戦いは熾烈を極め、戦団は大きな痛手を負ってしまいます。

そんな絶体絶命の状況下、負傷した兵士の「穴埋め」として村からきたのが、本作の主人公・ユーヴァです。

剣も持ったことがないような、ただの「農夫」である彼が、なぜこの過酷な塔の探索に加わることになったのか?

そして、塔の頂で彼を待ち受ける運命とはー。

といった感じです。ワクワクしませんか?

シンプルな導入だからこそ、塔の内部で繰り広げられる「未知の生態系」や「世界の成り立ち」への謎が際立ち、「次はどうなるんだ!?」とページをめくる手が止まらなくなるんです。

圧巻の「白い」巨大建築物(メガストラクチャー)

弐瓶先生の作品といえば、やはり圧倒的な「巨大建築物(メガストラクチャー)」の描写ですよね。

それにしても…デカい建物というのは、なぜこうもロマンを感じさせてくれるのでしょうか。

舞台がファンタジー設定になっても、その空間の広がりと、良い意味で絶望的なまでの巨大さは健在です。

ここで面白いのが、画風の変化です。

かつての『BLAME!』や『BIOMEGA』が、緻密な描き込みによる「黒の弐瓶」だとしたら、本作は線が整理された「白の弐瓶」といった趣があります。

もちろん、以前のような重厚な黒の描き込みも大好きでした。

ですが、余分な線を削ぎ落とした「白のシンプルな線」もまた、素晴らしいんですよね。

なんというか、線がシンプルになった分、空間の奥行きや巨大さがよりクリアに、ダイレクトに伝わってくる感じ。

この開放感のある描き込みは、まさに弐瓶先生の「新たな境地」であり、大きな魅力となっています。

ユーヴァの熱さと、愛すべき人外たち

主人公ユーヴァの、純粋でひたむきに突き進む姿には胸を打たれます。

物語が進むにつれて徐々に明かされていく彼自身の「秘密」も、今後の展開を熱くさせてくれる重要な要素ですね。

また、周囲を固めるサブキャラクターたちがこれまた最高に魅力的。

弐瓶先生ならではのセンスが爆発している「異形・人外キャラクター」たちが、実は可愛いヤツだったり、情に厚い良いヤツだったり…。

このギャップに、いつの間にか心を掴まれてしまいます。

ちなみに私のイチオシは、2巻で登場する猫人衛士のガラムナ、4巻で登場するネズミの弓剣士チュラフィと、サルガンのお供であるカラスヤギのクローギ

ガラムナは、猫人が甲冑を着ているのが普通に好き。あとキャラもイイ感じですね。

チュラフィは、ナイスなボケ&ツッコミという感じで、のほほんとしている新第七分隊の中でも重要な役割を担っている気がします。

クローギは、なんか好き。

そんな感じです(笑)

人外ばかり推していますが、この独特なデザインと愛嬌の両立がたまらんのじゃ。

一方で、敵対するモンスターデザインもこれまた秀逸。

ゲームなどでお馴染みの「バジリスク」も、本作ではちゃんと(褒め言葉として)気持ち悪いです(笑)。

だがそれがいい

バジリスクのようなヤバい存在は、安易に近づいてはいけないような「畏怖の象徴」であってほしいもの。

そのあたりの描き分けが絶妙なんですよね。

とにかく、敵も味方も、見た目から中身までワクワクが詰まっています。

何度も読み返してしまう謎の中毒性

『シドニアの騎士』以降の王道的な熱さを継承しつつも、どこか「謎の中毒性」があるのが本作の特徴です。

自分でも不思議なのですが、すでに何度も読み返しているのに、気が付くと

「あ、またタワーダンジョン読みたいな…」

と自然に手が伸びてしまうんです。

なんでしょうね、この感覚(笑)。

これまでSF寄りの作品が多かった弐瓶先生が、このタイミングでガッツリと「ファンタジー」を描いてくれる。

それはファンにとってこれ以上ない贅沢ですし、ページをめくるたびにその濃密な世界観にどっぷりと浸ってしまう。

そんな抗えない魅力が、この作品には詰まっています。

【『タワーダンジョン』最新6巻の追記】物語は加速し続ける

待望の最新6巻、ついに読み終えました…。

今回もページをめくるたびに「そう来たか~」と唸らされる展開の連続で、もう胸がいっぱいです。

※さて、ここからは最新6巻の感想です。 まだ未読の方は、ぜひその目で「塔の衝撃」を体験してから戻ってきてくださいね。

読了済みの同志の皆さんは、一緒に語りましょう。

ユーヴァの血脈と、動き出す運命

ついに、主人公ユーヴァの血筋に関する秘密がチラホラと見えてきましたね。

あのとんでもない怪力や身体の丈夫さ…

どうやら王家の直系である「バルバトス」の力を継承している可能性が、濃厚になってきました。

ミンサーベル団長たちと同じ系統の「重力を制する力」が、今後どう開花していくのか…

目が離せませんね。

推しの活躍と、新たな「異色」の仲間たち

個人的にめちゃくちゃ嬉しかったのが、推しの猫人衛士・ガラムナの活躍です。

砦を出て、本格的に攻略に加わってくれるのはファンとして感無量。

そして新展開として登場した、東の国(日本のような文化キター)からの参戦者、朔丸(さくまる)砥姫(すずりひめ)

この砥姫が操る、血と肉で構成されている巨大な武者姿の外部骨格?。

これも、もう「ロマン」の塊ですよね。

ファンタジーの世界に鎧武者のロボットのような兵器?をぶち込んでくる弐瓶先生のセンス、やっぱり大好きです。

「新掘削連合」誕生の胸熱展開

そして掘削連合も、思念結びの指輪を通じてユーヴァたちの志に感化され、「宝集め」から「死霊術士討伐」へと目的を変えて「新掘削連合」として立ち上がりました。

ドタバタしつつも、かつては微妙な関係だった彼らが志を同じくする仲間(第7分隊)に加わるのは、胸熱な展開ですね。

ますます深まる「Wiz感」と未知の階層へ

ガラムナ、フナパ、東の国の面々、そして新掘削連合…。

これだけの多種多様なメンバーがひとつのパーティになるなんて、ワクワクしないはずがありません。

まるで『ウィザードリィ』の混成パーティを眺めているような楽しさがありますね。

だいぶ大所帯ではあるけれど、みんないいやつだからヨシ!

6巻を読み終えた今、早くも次の展開が気になって仕方がありません。

Wiz好き・RPG好きは「塔」へ急ごう!

『シドニア』ファンはもちろんですが、特に『ウィザードリィ』やダンジョン探索もの、RPGやファンタジーの世界観が好きな方は、ハマること間違いなしの一冊です。

「弐瓶流ファンタジー」という新しい扉が、今まさに開いています。

皆さんもぜひ、この巨大な塔がもたらす未知の体験を味わってみてください!

読み進めるほどに深まる謎と、加速する面白さ。

ユーヴァたちの旅が、どこへ向かうのか…。

リアルタイムでこのワクワクを追いかけられるのは、連載中の今だけの特権ですね。

あぁ、続きが楽しみです~!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🐉

▼最新刊の6巻も発売中


実は、私の別のブログで『シドニアの騎士』についても紹介しています。(※ネタバレなし)

海外から読んでくださる方のために、日英語表記(全ルビ振り)という少し特別な形式で書いています。

最初は英語が続いて驚かれるかもしれませんが、私が書いた記事ですので安心してくださいね。

目次から『日本語のパート』へすぐに飛べるようにしています。

よろしければ、そちらから楽しんでいただけると嬉しいです。

🚀🤖 Knights of Sidonia Manga Review A Beautiful Sci-Fi Epic Pulsing in the Silence

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